転院
前回の記事のあと、すでに3回ほど通院をしているのですが、すっかり書くのが遅くなってしまいました。
初めて病院へ向かっている間は期待の方が大きかったのですが、いざ着いて中へ入ると、とても綺麗で落ち着いている内装があまり病院という感じでなく、それが如何にも『専門』という雰囲気がヒシヒシと伝わってきて…
なんだかすごいところに足を踏み入れてしまったのではないかというのが一番初めの感想でした。今までは普通の婦人科だったので、タイミング指導をしてもらいながらも、不妊治療だとはあまり意識していなかったのかもしれません。不妊治療に通うんだということを強く実感しました。
当日は、検査や治療方法等の説明→面談→内診→面談→注射という流れで進んでいきました。
面談の中で、『タイミングも人工受精も不妊治療に通われている方のなかでは10%ぐらいの成功率』との説明があったのですが、あまりの数値の低さに驚き、『たった10%しかないのですか?』と先生に聞き返してしまいました。
希望を持って望んだ初めての診察でしたが、希望どころか現実を突きつけられ、なんだかすっかり自信がなくなってしまいました…。
それでも今後の治療方針の話し合いでは、しばらくはタイミング法を行う価値はあると思いますと言っていただきました。
ただ、今までと違うのは、薬と注射を使用するという点です。
以前の婦人科でも勧められたことはありました。でも、なんとなくまだそこまでではないのではないか、毎回卵胞もしっかり育っているし薬は必要ではないんじゃないか、余計できにくくなったりはしないか等の思いがあり、一度も使用はしてきませんでした。
ですが、それで9ヶ月妊娠できていないのが現実。まだ試したことのない方法で少しでも妊娠の可能性が上がるならと、選択しました。
この日の内診では生理は終わっていたのでクロミッドは服用せず、卵胞が良い感じに育っていたので、HCG注射を打つことになりました。元々注射が大嫌いで、筋肉注射と聞いていたのでとても痛いのだと覚悟しましたが、看護師さんが上手かったのかそこまで痛みはありませんでした◎
不妊検査用の血液検査では大量の採血キットを持ってこられたので卒倒しそうでしたが、刺されているところは見ずに一生懸命看護師さんとお話しをしていました(笑)大分肩に力が入っていた気がします。
次回の予約を入れてお支払いをして帰りましたが、不妊検査は自費なので保険診療分と合わせて26,080円でした😱
私が病院に通った中で一番高い金額で白目を剥きそうになりました…そしてこのことが体外受精に対する考えを改めることになりました。